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【開発の経緯】

なぜ、金色でサビに強い合金を開発しようかと思ったのかといいますと、アルミニウム青銅という金色の銅合金が数ヶ月で表面が酸化して黒くなることを見て、「なんとか黒くなることを抑えることができないだろうか。」ということがきっかけでした。

銅合金で腐食に強いというと、50円玉や100円玉が あります。それらは銅とニッケルの合金です。

また、一般的に知られているサビに強い金属というとステンレスがありますが、それは主に鉄とクロムなどの合金です。

それゆえ、銅にクロム、ニッケル、マンガンなどを配合すればサビに強い銅合金が作れるのではないかと考えました。

銅とクロムは相性は良くないのですが、1:1にブレンドされたクロム銅という母合金(ぼごうきん)が市販されているので、それを使って実験することにしました。

【開発のスタート】

開発のスタートは、元々は本業が熱処理設備の工業炉を製造していたこともあり、小さな銅合金用の溶解炉を社内で製作し、それを工場の片隅に設置して実験を開始しました。

1度に溶かすことの出来る量は約7kg。温度はだいたい1,200~1,450℃ぐらいで色々な配合を試しました。

うまく行かないことばかりでしたが、たくさんの配合で試験を行いました。そして金色の合金が完成した頃には、特許申請に必要なデータも集まっていました。

【成分の配合について】

プラネットゴールドの量産については、金属の配合実験を繰り返し研究を重ね、どの元素を、どの順番でどのように混ぜるかというところが製造の要です。

それを実現すべく、各種の金属を慎重に計測し、温度管理をしながら混ぜ合わせます。出来上がった成分の分析をしますと、素材の構成要素を知ることができますが、通常の検出では出てこない成分も含まれております。

また、検査で全ての成分を分析しその配合で溶かしてもプラネットゴールドはできません。ちなみに、特許に関しては構成成分の範囲で提出しております。

【製造環境】

金色の合金の配合実験をするときには、高温でなければ溶けない金属を混ぜる実験のために1,450℃まで温度を上げることもあります。そのため、ヒーターはシリコンカーボン素材のものを使用し、温度を測定する熱電対(センサー)もR型という、プラチナ線のものを使用しています。

実際にインゴットの量産を行うときには、そこまで温度を上げることはありませんが、それなりの設備が必要となります。

【インゴット】

出来上がったインゴットを再溶解して鋳造し、アクセサリーや仏像などを製作します。そのときの温度は1,250℃です。

また、湯口などを再利用することも可能です。そのときには、アルミニウムを少し足して鋳造します。

 

配合比率や温度管理等の様々な実験を行い、失敗を重ねながら完成したのが、プラネットゴールドです。一長一短で簡単に作ることのできない価値のある素材として、これから皆様に親しんでいただければと思います。

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